答えはNOです。

 例えば、家を建てるときのことを考えてみましょう。大工道具の使い方を知っていてもそれをどのよう
な状況で使うかということがわからなければ、良い家は建たないのです。それと同じように身に付いた
(覚えた)基本事項をいついかなる時に使うのかわからなければ、模試の問題、さらには入試問題に
は歯が立たないのです


 だから、基本事項が大体出来てきたら、次に実際にレベルが上の問題(自分で難しいと思う問題)に
当たって、今まで覚えたことをどう使うのか身に付ける必要があります。ここで大切なのは、今まで一生
懸命身に付けてきた基本事項を使って考えてみることです。
 このステップなしにすぐに解答を見ていると、入学試験で必要とされる初めて見た問題を解く力は
付きません。(特に数学)
 
 要するに単に覚えるだけではなく、覚えたものを自分の道具にして使えるようにすることが大事なの
です。そこまでできるように勉強のスケジュールを考えてみてください。

 さて、ここまで書いてきたのはあくまで私の持論であり、自分には当てはまらないと思う方もいらっしゃる
でしょう。また、具体的には何をすればよいかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
もし、そのような方がいらっしゃれば、一度ご相談ください。
 
 
 

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